You Me(ゆめ)チャレンジフェスティバル 2019 in WEST

「ゆめチャレ」は、平成26年度からスタートし、今回14回目となります。
当協会は、平成26年12月に開催されたフェアに菊池会長がアドバイザーとしてお誘いをいただき感銘を受け、以後「就業体験学習」「アビリンピック」「学校見学会」「ビルメン甲子園」「施設・学校・協会がスクラムを組んで行う年末清掃ボランティア活動」などと並ぶ重要な連携協力事業として組織をあげて取り組んでいます。

《概要》

  1. 趣旨(参加企業募集パンフレットより)
    • 「ゆめチャレ」は、企業の方に特別支援学校生徒の「働きたい想い」を知っていただき、生徒と直接お話をしていただくことで特別支援学校生徒の就労についての理解を深めることを目的にしています。
  2. 日時・会場
    • 令和元年12月18日(水) 阿波市交流防災拠点施設アエルワ (阿波市市場町)
  3. 主な内容
    • 働こう宣言
    • とくしま特別支援学校技能検定
    • 企業と生徒の懇談
    • とくしま特別支援学校技能検定の体験
  4. 参加者(当協会関係)
    • 中村郁郎地域支援委員長 阿部吉郎 岡田洋治 中畑加奈子 三好由美子 楠本瞳 住江啓治 曽我部剛 一宮省一
〈働こう宣言〉
〈技能検定・実演〉
〈企業コメント〉
〈懇談〉

~(株)環境ビルサービス岡田洋治氏コメント~
この頃だいぶ寒くなって冬らしくなってきたなぁと感じ始めていた先週水曜日に阿波市のアエルワで開催された「ゆめチャレンジフェスティバル2019」に行ってきました。
この催しは、主に徳島県西部の特別支援学校の生徒さんたちが、自分たちの勤労意欲を発表する働こう宣言とか、ダスター作業や接客作業など日頃練習している基礎的作業の成果を発表する一大イベントです。作業の一つ一つがとても丁寧やし、発表の言葉の隅々にほんまに働きたいんやろうなぁと感じさせるパワーがありました。自分はふだん何気なく会社に来てお客さんのとこ行って仕事をする。こんな当たり前にしか考えてなかったことが、もしかしたらほんまはありがたいことなんかもと少々反省した気分にもなりました。彼ら彼女らのような気持ちで仕事に取り組めば、もっともっと良い仕事ができる気がします。夕方の帰路は来る時より少しだけあったかい気分で帰れました。

【 一口メモ 】

  1. 当協会は、平成27年度以降毎回参加していますが、今回を含め最近のフェスティバルについて印象に残っていることをいくらかご紹介します。
    • ア.生徒さんが「案内、誘導」「待合室での接客」「行事の運営」等を担当し、「生徒自らが作り上げるフェスティバル」へと成長し、それが確実に定着しつつあること。
    • イ.「各企業と生徒さんの懇談」では、多数の企業と生徒さんが参加し、会場も活気にあふれて、内容の濃い懇談が行われていること。
    • これらの事柄は、主催者の皆さんの「生徒さんの働きたい思い」を是非伝えたい、そしてこれを通じ「自立」を図っていきたいとの姿勢と地道な努力によるところが大きいと受け止めました。企画運営に携わった皆様に敬意を表したいと思います。
  2. 過去の経緯・・・ここで「ゆめチャレ」の歴史を簡潔に振り返っておきます。