当協会は、近年、大規模災害支援-特にその際に設置される避難所の衛生の確保-に取り組んでいます。今年度は、防災の専門機関である防災人材育成センターの皆さんと連携支援のあり方などについて、率直に意見情報交換を進めてきました。この成果の一つとして、このたび、同センターが企画主催する次の事業に参画することができました。
これらは、昨年度の「徳島県防災訓練」への参加に続く新たな連携事業で、今後これを大切な契機として、同センターを始め関係機関の皆様と緊密に連携し、この分野においても、地域連携事業を丹念に、着実に進めていくこととしています。
<防災センター企画主催行事>
❖徳島県立防災センター所長谷口様よりコメントを頂きました❖
この度、徳島県震災を考える日(防災の日)メモリアルデー特別啓発行事の一環といたしまして、今年度初めとなる「知っておきたい防災講座」を開催いたしました。
当日は、徳島ビルメンテナンス協会の常務理事であります長池良文様に「避難所の衛生管理」と題してご講演をいただいたところ、多くの県民の方々にご参加いただき、大変盛況でありました。
長池様のご経験や身近な実例を踏まえた分かりやすいご説明により、参加者の皆様から「大変わかりやすかった」、「今まで知らなかった新しい知識を得ることができた」といったご意見が寄せられ、非常に有意義な講演であったと実感しております。
「新型コロナウイルス感染症」の感染拡大が依然として続く中、避難所における感染症予防に直結する「衛生管理の知見」にフォーカスした講座を、徳島ビルメンテナンス協会様のご協力により、タイムリーに開催することができ、本当に嬉しく感じております。
今後とも、徳島ビルメンテナンス協会様と連携を図りながら,防災知識の啓発及び人材育成に取り組んで参りたいと存じます。
❖当協会 長池常務理事より❖
この度の事業を担当しました、長池です。
徳島ビルメンテナンス協会は過去に防災関係の事業に携わったことはありますが、今日のように長期間の展示や講義をするのは前例がなく初めてで、やはり反響が気になりました。
展示物をご覧になられた方や講義を受けられた方、また県の関係者からは高評価をいただきました。私としては、まずまずといったところでしょうか?可もなく不可もといった感じです。
ただ私やこれに携わった協会関係者は自身の知識やノウハウはもちろんのこと、今後のビルメンテナンスの可能性の広がりを見出される結果になったと思います。
今、コロナ禍の時代の中で我々のやっていることは、決して特効薬にはなりませんが、衛生環境を良くすることや衛生に対する意識を確かめることは必ずコロナ対策として有効だと確信しております。今回本当に良い機会となりました。
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