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美馬教育長のご退任によせて

美馬教育長が令和2年3月31日をもって退任されることになりましました。
平成28年4月1日から4年間在職されたことになります。
この間、教育長には、当協会のHPの開設に当たりご祝辞をいただいたほか、何度かご登場願っています。改めて確認してみたところ、平成28年6月29日を皮切りに、令和元年9月12日まで合計5回を数えています。在任期間中、毎年少なくとも一度は当協会と教育委員会との連携事業に出席され、多様なご支援とご指導を願ったことになります。
このように、教育長は、当協会が教育委員会を始め多くの皆様と行っている地域連携事業を進める上において、大変ありがたい方でした。ここで、ご参考までに、直近のHP記事を再掲させていただきます。氏の教育者としての一面を分かり易い形でご紹介できるからです。


【令和元年9月4日(水)第3回 とくしま特別支援学校技能甲子園】掲載記事から抜粋

今回の大会で印象的なことがあったので、ご紹介します。

一つ目は、大変お忙しい中駆けつけられた徳島県教育委員会美馬教育長のご挨拶です。生徒の皆さん一人一人に語りかけているようで、どこか慈愛さえ感じられました。当協会に対しても、日頃の連携協力に対して感謝の言葉をいただきました。

二つ目は、選手の代表が「私たち選手一同は技能甲子園に向けてこれまで積み重ねてきた練習の成果を発揮し全力で競技に挑むことを誓います。」と少し緊張しながら気持ちのこもった宣誓をされたことです。

三つ目は、司会を始め、大会の進行運営はすべて生徒さんが担当されていたことです。これらの事柄もあり、競技は「心地よい緊張感」の中で進められ、多くの皆さんの感動を誘うものとなっていました。


編集室の目に映った教育長とは、このような方でした。

教育長在任中には、当協会の菊池会長が平成30年12月に教育委員に就任したこともあり、教育委員会との連携・交流は確実に深まっていきました。その経過は、ほぼこのHPの記事でたどることができます。当時ほとんど例のなかった障がい者就労支援活動協定の締結、これを発展させた全国初となる新協定の締結など、当協会と教育委員会との連携・交流を進める上での基盤構築の推進役を担っていただきました。これらの協定を基礎に、当協会は、地域連携事業を着実にそして飛躍的に展開することができました。これも教育長のリーダーシップによるところが大きく、大変ありがたく思っています。在任中のご功績に敬意を払いつつ、今後のご健勝とご活躍を密かにお祈りさせていただきます。