昨年の3月29日にこのHPを公開して1年が経過しました。
行きつ戻りつの1年を振り返り、実感として思うことを「キーワード」でお話しします。
その「キーワード」は、ごく自然に出てきました。
つまり
です。
他にあげてみたい誘惑に駆られるものもありますが、現時点で3つに絞るとすると、これらになります。
この言葉は、現実にはいろんな局面で微妙なニュアンスで使われていると思います。
そこで、ネットで検索したところ「馬鹿正直なさま・・・他にぶれず、一つのことを馬鹿みたいに真剣にやり続けること」といった趣旨の解説がありました。
これほどではありませんが、実感としては、これに近い意味あいです。
時には無力感にさいなまれながら、あるいは時間に追われながら、とにもかくにも書き上げる。そんなこともありました。
こんな時、ふと頭をよぎる歌詞があります。
半世紀近く前に歌った「なぜ・・行くのか~そんなにしてまで・・・あてもないのに~♪」
現在公開している記事は、すべてここ1年半程度で書いたものです。(古いものは、資料と記憶により再現して)
これらは、HP作成経験のない者達が、ほとんど参考とするモデルもなく、技術面の知識も乏しい状態で、意見交換しながら作成したもので、率直に言って素人が思い込みに基づいて作成しているとも言えます。
そのときはベストと言わないまでも、ベター上級くらいのつもりで記事を作るのですが、時間の経過や記事の蓄積などを経て過去の記事を振り返ってみると、反省点や冷や汗ものもかなり出てきます。編集室自体がこの業界のグリーンボーイであることも考え併わせると、当然のことと思います。
ただ、このようなことはやむを得ないものであり、「すべての記事は試行錯誤の過程にある」と考えても良いのでないか、との心境でいます。
当協会のHPの記事は、事業の概要(講演などの場合は、その要旨を含む。)・写真・関係者のコメント・事業主催者のHPへのリンクなどから構成されています。
これらは、編集室だけではできないものがたくさんあり、それぞれ、事前に投稿をお願い(事後に督促)する、写真の掲載への承諾を求める等、なかなか手間がかかります。関係者が多いとなおさらです。
ただ、これら基礎作業を十分やっておかないと、かえって作成に日時を要するなどいろいろ不都合が出てくる恐れがあります。実際、やってみるとわかることですが、「調整」としか名前につけられない基礎作業がかなりあり、これがなかなか面倒なのです。これを確実に行うためには、関係者との顔の見える、気の置けないネットワークが必要です。
言い換えると、関係者がそれぞれ自分の役割と成果品の姿と価値を理解していること、これが大切ではないか、と思います。
最後に少しだけ付け加えます。
それは「センス」。これは、私はダメなのがよくわかっているので、もっぱらS女史にお任せしています。才能があるのか、ご覧のように上手に編集してくれています。