広報委員長 森田秀之
めぐり合わせとはいえ、「協会設立50周年」と「ホームページの抜本的リニューアル」という大変な時期の広報委員長を仰せつかってしまった、というのが偽らざる心境です。
「地域」にしっかりと足場を置きながら大きく脱皮・変貌しようとしている協会の姿を独自の形で地域の皆様にお伝えする、これは率直に言って、なかなか大変なことでした。使命感と責任感が交錯し、ホームページの有り様と進捗の状況が頭の片隅から離れることはありませんでした。
ここで、担当責任者として経緯を整理しながら、今日に至る道筋を明らかにしておきたいと思います。
まず、基本となったのは、今年度の通常総会で事業計画として決定された次の事項です。
これが、出発点です。
「更に本年度は、特に、これらの多様で積極的な事業活動の状況について地域社会などに効果的に発信していくことを目指し、協会の発進力を充実強化するために必要な事業(ホームページ改革など)に取り組みます。」
次いで、この計画の実現に向け、具体的構築作業を進めることとしました。そのため、広報委員会、地域支援委員会、青年部の責任者や事務局の方々などにお集まりいただき、ホームページの再構築に当たっての基本となる事項・構築方針を協議しました。
その結果、概ね、次の事項に集約される結論を得ました。
これらの原則に基づき、具体的作業を編集室(事務局)にお願いし、適宜、意見交換等を行う形で進めて参りました。少しずつ形が現れてくるのに接し、地域貢献や研修にかける協会のエネルギーを実感いたしました。と同時に、これらの事業活動を地域の皆様や関係者の方々に効果的に発信する方策について、自問自答する日々が続きました。そして、編集室(事務局)にも随時必要と思われる提言を行いました。その主なものについて、この「編集室」の冒頭に紹介してくれています。
このような過程を経て、とにもかくにも新ホームページの公開にまでこぎ着けることができました。もとより微力であり、どの程度委員長としての役目を果たせたか、ほとんど自信はありませんが、この協会の歴史的事業に責任者として携わることができたのは、大変光栄に感じています。これも、飯泉知事始め多くの皆様のご支援、ご指導によるものであり、この場をお借りして深く感謝申しあげます。
最後に、担当委員長として書き記しておきたいことがあります。それは、裏方で頑張ってくれた編集室の皆さんへの感謝です。通常業務や重要課題がある中で、皆さんの粘り強い、熱意ある試行錯誤の繰り返しがなければ、このホームページのリニューアルは完成を見なかったと思います。深甚なる敬意を表し、広報委員長としてのご挨拶を締めくくりたいと思います。