令和6年4月1日から化学物質に係る労働安全衛生法関係法令の改正に基づき、「化学物質管理者」及び「保護具着用管理責任者」の選任等が義務化されました。協会員においては適切に対応しているところですが、法改正の趣旨、背景をはじめ、リスクアセスメントや注意すべき物質リストの具体的な作成方法などについて、協会として協会員への周知などについて取組みを進めていく必要があるのではないかとの意見をいただきました。
このため、当協会におきましては、「公益社団法人全国ビルメンテナンス協会」及び「中央労働災害防止協会」の協力を得て、全国の先行モデルとして「『化学物質規制に関する勉強会』inとくしま」を2月4日に当会館において開催いたしました。
勉強会は、事業場における現場責任者の方を中心に31名の参加をいただき、「中央労働災害防止協会 構 健一講師」から、購入した化学製品のラベルやSDSからの情報入手及びリスクアセスメントなどの技術事項について、具体的な講義をいただき、化学物質規制についての知見を深める機会となりました。
当協会においては、引き続きビルクリーニング分野における最新情報の収集を積極的に行うとともに、会員の皆様へのタイムリーな情報提供に努めてまいります。