ビルメンテナンス作業イメージ

第38回 社会奉仕作業

  • 日 時平成29年12月18日(月)午前8時30分~午後1時

当協会は、毎年社会福祉施設で地域貢献活動(清掃ボランティ活動)を実施し、今年で38回目を迎えることとなりました。今回は、近年積極的に展開している地域連携活動の成果の上にたって、新たな試みとして、昨年6月に締結した「徳島県立特別支援学校の生徒等の就労支援活動に関する協定」に基づき、当協会と県教育委員会・特別支援学校と障害児入所施設管理者とが連携して清掃活動を行いました。
その結果、楽しく充実した雰囲気の中で、今回の試みの目標であった「学びと交流と施設快適化の空間の創造」に向けた小さな一歩を踏む出すことができました。来年以降、この活動を着実に展開していくことができるよう、パートナーの皆様と意見・情報交換を進めていくこととしています。

《 参加者 》
国府支援学校高等部生徒 4名
みなと高等学園生徒 4名

菊池健次会長 多田英人副会長 中村地域支援委員長
古田譲二部会長 長池良文副部会長
阿部吉郎 福嶋善智 三好保奈美 大森卓也 中川僚太
長池祐司 前田靖行 宮本浩徳 上山郁則 板東大祐
竹田詩朗 冨峯雅弘 河野寛久 野田隆司 出水田勇次
大野定子 逢坂智秀 田中哲也 庄野浩史 一宮省一

《会長挨拶》
《活動の様子》
《未来利用者様からの感謝状贈呈》
《作業に参加した生徒さんからの御礼》
《交流会》

《当日の様子》
障害児入所施設 未来 HP→ ブログへ
みなと高等学園HP→ 生徒活動(アルバム)へ

『年末ボランティア清掃に参加して』
~生徒さんからの感想文~

❖社会福祉法人 徳島県社会福祉事業団 障害児入所施設 未来 施設長 岡崎譲治様よりコメントを頂きました❖
徳島ビルメンテナンス協会青年部の皆様には、清掃ボランティア活動にご参加いただき誠にありがとうございました。
この度の奉仕活動は、施設利用者に気持ち良く新年を迎えてもらおうと企画され、今回で38回目となります。
改めて、「善意あふれる継続的な奉仕活動」に敬意と感謝を申し上げます。
また今回は、新たな試みとして、産学官連携による「就労支援活動協定」に当施設も参加させていただき、特別支援学校生の地域貢献活動を行ったところでありますが、今後、この取り組みが卒業後の就職活動へと繋がることを願い御礼といたします。

❖徳島県教育委員会特別支援教育課 課長 榊浩一様よりコメントを頂きました❖
この度は、徳島ビルメンテナンス協会及び社会福祉事業団との連携により、「学びと交流」の深まる初の取組が実施できましたことに深く感謝申し上げます。
参加した特別支援学校の生徒にとって、実際にプロの道具や技術に触れながら共に活動できましたことは、さらなる清掃技能の向上につながるとともに、地域に貢献できる貴重な経験となりました。
今後とも特別支援学校生徒の社会参加と自立に対しまして、御支援・御協力いただけますようお願いいたします。

❖当協会 会長 菊池健次より❖
社会貢献事業のきっかけとなった年末の清掃奉仕も、年を重ね38回の実施に至りました。これもひとえに徳島県をはじめ関係各位のご理解をもとに続けることができた事を厚く御礼申し上げます。
なお、今回の試みとして特筆すべきは、「みなと高等学園」と「国府支援学校」からそれぞれ4名ずつ計8名が我々と共に汗をかき、綺麗になってゆく床でありガラスを実感できたのではないかと思います。作業は日ごろ学校で習得した技能を存分に発揮していただき、出来栄えも作業時間も想像以上の成果でした。次年度以降も共に社会貢献活動をとおしてビルメンテナンス業に魅力を抱いていただけるよう努めていきます。

【平成29年12月27日(水)徳島新聞朝刊より】