当協会は、毎年社会福祉施設で地域貢献活動(清掃ボランティ活動)を実施し、今年で40回目を迎えることとなりました。前々回(第38回平成29年12月)より、新たな試みとして、当協会・組合と県教育委員会と障害児入所施設管理者(徳島県社会福祉事業団)の三者が連携し、清掃活動を行っています。
今回も、充実した雰囲気の中で、この試みの目標である「学びと交流と施設快適化の創造」に向け、歩みを進めることができました。清掃活動でも交流の場でも、これまでの成果が生きて、着実に進んでいることが実感できました。参加された皆さんも同様の感想を持たれたのではないかと思います。今後、このような活動を着実に推進していくことができるよう、パートナーの皆様と丹念に意見情報交換を進めていくこととします。
◎当日の様子
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❖社会福祉法人 徳島県社会福祉事業団 理事長 小谷敏弘様よりコメントを頂きました❖
徳島ビルメンテナンス協会青年部の皆様には、年末のお忙しいところ当法人が経営する施設において清掃ボランティア活動を実施いただき誠にありがとうございます。
また今回の清掃ボランティア活動は、節目の40回目となり、改めて善意あふれる奉仕活動に敬意と感謝を申し上げます。
今回の清掃は、日頃職員の手が届きにくい高所での窓拭きやエアコン清掃等にもご配慮いただき、清掃後には、すっかり明るくなった施設で子ども達も気持ち良く新年を迎えることができます。
今後ともこの活動を通じて働く意欲のある特別支援学校の生徒が技術的支援を受けながら地域貢献活動や就労支援に繋がっていくことを願っております。
❖徳島県教育委員会特別支援教育課 課長 猪子秀太郎様よりコメントを頂きました❖
この度は、徳島ビルメンテナンス協会及び徳島県社会福祉事業団との連携のもと、昨年度に引き続き「学びと交流」の深まる取組が実施できましたことに深く感謝申し上げます。
また、協会の指導員の皆様には、特別支援学校の生徒たちに大変わかりやすく懇切な御指導をいただき、本当にありがとうございました。
参加した生徒たちにとって、プロの技能や道具に触れながら活動できましたことは、清掃技能のさらなる向上に結びつくとともに、自らの力で地域に貢献できる大変誇らしい体験になったことと存じます。
今後とも特別支援学校生徒の社会参加と自立に向けた活動について、御支援・御協力いただけますようお願い申し上げます。
❖当協会 会長 菊池健次より❖
今回の年末清掃ボランティア活動のきっかけとなった年末の清掃奉仕も、年を重ね、40回目の実施に至りました。これもひとえに、県、教育委員会、社会福祉事業団を始め多くの関係者の皆様のご理解・ご支援によるもので、厚くお礼申し上げます。
さて、今回のボランティア活動も、過去2回の活動と同様、三者の緊密な連携の下で実施することができました。生徒の皆さんと協会指導員との清掃学習活動が手慣れた形でテキパキと進んでいたこと、その後の食事をともにしての会話が弾む交流会、入所者の皆さんからの心のこもった感謝状などに接しますと、この三者連携方式による清掃ボランティア活動も、期待の通りの成果を伴いながら定着してきたかな、との印象を持つことができました。多くの同席した方も、同感であったと思います。今後とも関係するパートナーの皆さんと、スクラムを組んで、個々の事業を展開し、その成果が融合され、さらなる高みに達することができるよう、微力ではありますが、着実に成果を求めて取り組んでまいります。