第3回とくしま特別支援学校技能甲子園が次のとおり開催されました。
「開催要領」に基づき、その概要をご紹介します。
今回の大会で印象的なことがあったので、ご紹介します。
一つ目は、大変お忙しい中駆けつけられた徳島県教育委員会美馬教育長のご挨拶です。生徒の皆さん一人一人に語りかけているようで、どこか慈愛さえ感じられました。当協会に対しても、日頃の連携協力に対して感謝の言葉をいただきました。
二つ目は、選手の代表が「私たち選手一同は技能甲子園に向けてこれまで積み重ねてきた練習の成果を発揮し全力で競技に挑むことを誓います。」と少し緊張しながら気持ちのこもった宣誓をされたことです。
三つ目は、司会を始め、大会の進行運営はすべて生徒さんが担当されていたことです。
これらの事柄もあり、競技は「心地よい緊張感」の中で進められ、多くの皆さんの感動を誘うものとなっていました。
~多田副会長コメント~
令和元年9月4日(水)第3回「とくしま特別支援学校技能甲子園」が、徳島県立21世紀館イベントホール(文化の森総合公園)にて開催されました。
競技の内容は、「弾性床清掃及び机上清掃」です。昨年同様、私を含め5名の審査員が協会より派遣されました。今年の参加校は6校で、過去最高となりました。
技能甲子園はチーム戦となるため、毎年白熱した応援合戦が繰り広げられます。そんな中、みごとに優勝を飾ったのはみなと高等学園の皆様でした。このチームは、課題ごとの引き継ぎが非常にスマートで、まさにチームワークの勝利となりました。そして、他の参加チームも含め、そのひたむきな競技への取り組みは、競技に携わった人すべてに感動を与えてくれました。
【一口メモ】
この技能甲子園は、いわば「特別支援学校ビルメン甲子園 IN とくしま」といえるもので、全国的にもほとんど例のない意欲的で優れた試みです。当協会にとっても、審査員全員が関係者であり、「徳島ビルメンテナンス協会長賞」を創設していただき、校長先生など学校関係者の皆さんとの交流も深まり、日頃の学習の成果や生徒さんの団結の様子に接することができるなど、大変有意義な大会となっています。
❖過去の実施状況は次の通りです❖