ビルメンテナンス作業イメージ

第39回 社会奉仕作業

  • 日時平成30年12月14日(金)午前8時30分~午後12時30分

当協会は、毎年社会福祉施設で地域貢献活動(清掃ボランティ活動)を実施し、今年で39回目を迎えることとなりました。前回(平成29年12月)には、新たな試みとして、当協会・組合と県教育委員会と障害児入所施設管理者(徳島県社会福祉事業団)が連携し、清掃活動を行いました。
今回も、充実した雰囲気の中で、この試みの目標である「学びと交流と施設快適化の創造」に向け、着実に踏み出すことができました。清掃活動でも交流の場でも、これまでの成果が生きて、着実に進んでいることが実感できました。参加された皆さん、同様の感想を持ったのではないかと思います。今後、このような活動を着実に推進していくことができるよう、パートナーの皆様と丹念に意見情報交換を進めていくこととします。

《 参加者 》

  • 徳島県社会福祉事業団
    • 小谷理事長
  • 障がい児入所施設「未来」
    • 岡崎施設長 香川保育士
  • 障がい者入所施設「希望の郷」
    • 清重施設長 塩田係長 森支援員 利用者2名
  • 教育委員会
    • 榊特別支援教育課長 中山指導主事
  • 国府支援学校高等部生徒
    • 4名
  • みなと高等学園生徒
    • 2名
  • 両校引率教員
    • 3名
  • 当協会・組合関係者
    • 菊池健次会長 中村地域支援委員長 古田譲二青年部部会長 長池良文青年部副部会長 杉野直之 山田清司 早川武士 飯田貴志 三好保奈美 望月直也 大森卓也 多田尚也 長池裕司 前田靖行 平井裕也 曽我部剛 上山郁則 竹田詩朗 播 博紀 河野寛久 西原章郎 岡本 要 出水田勇次 大野定子 逢坂智秀 田中哲也 直井博晃 一宮省一
《小谷理事長挨拶》
《菊池会長挨拶》
《活動の様子》
《未来利用者様からの感謝状贈呈》
《作業に参加した生徒さんからの御礼》
《交流会》

◎当日の様子
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❖生徒さんからの感想文❖

『清掃ボランティア活動に参加して』今日、清掃ボランティア活動に参加して、とっても良かったと思います。理由は、まず一つ目がプロの方々と一緒に作業ができたことです。めったにプロの方と作業をすることがないので、とっても緊張しましたが、一緒に作業をしているうちに緊張がほぐれて作業に集中することができました。分からない時も分かりやすく教えてくださったので、安心して作業ができたと思います。私にとっては貴重な体験ができたと思います。プロの作業を見て、チーム力があると思いました。次に何をしたらいいか確認をしながら、効率よく作業をされていました。今回見ていて、こうしたら早く作業ができるのだなと思いました。私も清掃関係の仕事につこうとしているので、今持っているスキルをもっと伸ばせられるように、学校の授業でももっと積極的に作業に取り組んでいきたいと思います。清掃のプロの道に進んでいきたいなと今回体験させていただいて思いました。ありがとうございました。

私が清掃ボランティアに参加して、まず思ったことは、とても人が多くてビックリしました。開会式では、少し緊張しましたが、姿勢や礼はしっかりできたと思います。その後、食堂の床面洗浄をしました。知らない人がほとんどで、上手くコミュニケーションをとりながら作業できるか少し心配でしたが、それも最初のうちだけで、作業が始まると自然に慣れていきました。私は大勢の中でポリッシャーをするのが初めてで、自分が何をしたらよいかとまどってしまう時もありました。でも、分からない時は、自分から質問できました。指示がある時も、返事を忘れずできたと思います。ポリッシャーも久しぶりにしましたが、プロの方が丁寧に教えてくださったので、安心してできました。その後は、プロの方の作業を見て、ミスがなくてスピードも速くてとてもビックリしました。昼休みは、国府の生徒さんたちと楽しく会話をしながら食事ができて良かったです。あと残り少ないビルメンの授業で、自分のいい所を伸ばしていけたらなと思います。

❖社会福祉法人 徳島県社会福祉事業団 理事長 小谷敏弘様よりコメントを頂きました❖
徳島ビルメンテナンス協会青年部の皆様には、年末のお忙しいところ当法人が経営する施設において清掃ボランティア活動を実施いただき誠にありがとうございました。今回で39回目となります善意あふれる奉仕活動に対し、改めて、敬意と感謝を申し上げますとともに、今後とも活動を通じて働く意欲のある障がい者の支援や共生社会の実現へと繋がっていくことを願っております。

❖徳島県教育委員会特別支援教育課 課長 榊浩一様よりコメントを頂きました❖
この度は、徳島ビルメンテナンス協会・徳島ビルメンテナンス協同組合及び徳島県社会福祉事業団との連携のもと、昨年度に引き続き、「学びと交流」の深まる取組が実施できましたことに深く感謝申し上げます。
参加した特別支援学校の生徒にとって、実際にプロの道具や技術に触れながら共に活動できましたことは、さらなる清掃技能の向上につながるとともに、これまで身に付けてきた技能を生かして地域に貢献できる貴重な経験となりました。
今後とも特別支援学校生徒の社会参加と自立に対しまして、御支援・御協力いただけますようお願いいたします。

❖当協会 会長 菊池健次より❖
今回の年末清掃ボランティア活動のきっかけとなった年末の清掃奉仕も、年を重ね、39回目の実施に至りました。これもひとえに、県、教育委員会、社会福祉事業団を始め多くの関係者の皆様のご理解・ご支援によるもので、厚くお礼申し上げます。
さて、今回の清掃ボランティ活動も前回と同じ皆様と同じ施設で実施したわけですが、「希望の郷」から見学に来られた施設長の清重様から「いい雰囲気で進んでいますね。今後に期待が持てます。」とのありがたく励みになるご感想をいただけました。多くの同席した方も、同感であったと思います。今後とも関係するパートナーの皆さんと、スクラムを組んで、個々の事業を展開し、その成果が融合され、さらなる高みに達することができるよう、微力ではありますが、着実に成果を求めて取り組んでまいります。